即席アウトプットのすすめ。 [読書法]

こんにちは。
若干てんやわんやしてるので
一度に複数の本に取り掛かっている状況です。

これは悪循環だよなぁ・・と思いつつもやめられないのですが・・!
今積んでいる本の目録です。




ヤバい経済学 [増補改訂版]

・FREAKECONOMICS(ヤバい経済学)/Steven.D.Levitt&Stephen I.Dubner



iPodは何を変えたのか?

・iPodは何を変えたのか?/Steven Levy



OPEN INNOVATION―ハーバード流イノベーション戦略のすべて

・OPEN INNOVATION/Henry Chesbrough




竜馬がゆく〈1〉 (文春文庫)

・龍馬がゆく(1)/司馬遼太郎



蟹工船・党生活者 (新潮文庫)

・蟹工船/小林多喜二


ブランシャール マクロ経済学〈上〉

・Blanchard Macro Economics/Plivier Blanchard


小説系は中身思い出すのに時間かからないので暇があれば読めばいいいかなーと思ってます。文庫安いので買っちゃえば図書館に返す必要ないのでw

自分は読書するとスピード感のある小説でない限りまったりと読んじゃうクラスタなので(特に技術書なんかは・・)、ちゃんといちいち頭の中で理論を整理してやらないと先が頭に入ってこないんですよね。

前に物の本で読んだ立花隆がやってる速読法は

・初めに目次を読んで頭の中でだいたいの理論のフレームを作る。あと読み始めで興味がわかなければ捨てる。読み始めたらサッと斜め読みして、動体視力で主要な主張だけ追って即、頭の中で要約しちゃう。

ってな感じだったんですが・・これ一般人にはなかなかできんだろ!!
頭の中のRAM増設したらできるかもしれないけどさ!

そこで今日試してみたのが即席アウトプットです。
一章くらいでいいので、自分の中で消化できるくらいの分量を読んだら(あるいは序章で本全体の理論が要約されている場合はその序章を読んだら)、その章でいってたことをあくまでもザッと口頭でまとめちゃうんです。

例えば、昨日読んだOPEN INNOVATION第一章はXeroxのPARCという技術研究所についての例なのですが

・Xeroxは1970年代に、技術の陳腐化による業績の低迷を抑えるために、当時としては最大規模の研究機関PARCをつくった。ところが、このPARCには莫大な予算がかかるうえ、すべての研究が利益に結びつくわけではなかった。 そのため、研究の段階ごとにいくつもの研究をフィルターにかけて選別した。有益なもののみ残してほかはどんどん予算をカットしていった。 そして、Xeroxは不要な研究については、「研究者ごと」他社に販売する戦略を開始した。すると、本来は不要とされた研究をしていた研究者が、ベンチャーキャピタルによる支援を得てベンチャー企業を設立するようになると、不要だったはずの研究は十分に利益となった。スピンオフされた企業はAdobeやApple,Microsoftなど後に名だたる企業となったものもある。 つまり、「自社で利益に結びつけることが難しい新技術が他社にしてみれば有用かもしれないよ!」ということ。

こんな感じのことを目をつぶってブツブツとつぶやくのです。
すると頭の中に理論の「おおまかな」(ここが重要)骨組みが結構明確にできあがります。
その時は枝葉の情報は間違っていてもいいのです。重要なのは、後で再読するときに効率性がぜんぜんちがうということです。
一度即席アウトプットして理論の骨組みをつくってしまえば、間違っていた枝葉の部分ももうほんの一度再読すれば、すぐに頭に入ってくるはずです。
ぜひお試しあれ。




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